算数コンプレックス

コンプレックスの一つに、算数・数学が苦手というものがあります。

大人になってから知ったのですが、算数障害というらしいです。

私は検査はしていませんが、恐らくそうだろうと考えています。

文系科目、芸術科目は大丈夫。

だけど数字が絡んでくるとどうも苦手。

理科や生物は数字が絡んでこなければ大丈夫。

単純な計算は出来るけれど、ケアレスミスが多く数字の書き間違いが多かった。(1と書くつもりが3と書いていたり)

あとは、数的概念？が理解できない。

図形やグラフを使った計算、魔法陣とか、とにかく単純計算以外の何らかが組み合わされると全くもって理解できない。

先生に何回教えてもらっても、どうしてそうなるのか全く理解できず頭真っ白だったのは、恥ずかしい思い出です。

私はこれが、自分が頭が悪いから理解できないのだと思っていました。

まぁ、得て不得手があるんだろうな。私は数学が苦手なんだ...。と納得させていましたが、出来ない部分を出来る様に意識すればする程、苦痛になりコンプレックスとなっていきました。

大学は文系だったので、問題はありませんでしたが、就職活動で壁にぶち当たりました。

公務員試験では数的処理。

民間企業でも、似たような問題が出されます。

公務員試験は、極端な話、数的処理が0点でも他がめちゃめちゃ良ければ受かるかもしれませんが(無いか？笑)

民間は出来が悪ければ足切りされるのかな？と思います。

私は全く理解できなかったので、面接だけのところを受けてました...。

算数・数学って、学生の頃だけで終わりでなくて、社会に出るための試験にもなるんですよね。

幸い就職できましたが、やっぱり算数障害があると試験問題を解けないという痛手はめちゃめちゃ大きいと感じました。

自分が算数障害かもしれない、という学生は、自分のできるレベルで良しとし、他の科目や好きなことに尽力して欲しいです。

出来ない数学を理解しよう、コンプレックスを克服しようなどと考えないで欲しいです。

そうすると、泥沼にはまり、永遠に出来ない地獄に落とされてしまいます笑

計算は得意な人に任せれば良いのです...(たまに暗算めっちゃ早い人いますよね)